プロダクトマーケティング/「自分の役割はWEBサイドとビジネスサイドの間を取り持つこと」

interview

デザインをはじめたきっかけ

一番最初は学生時代に独学で始めたのがきっかけです。その後アメリカ留学中に現地の会社でデザイナーとしてインターンをしましたが、そのときはサンフランシスコでインターンしたいという思いの方が強く、それが仕事になるとは思っていませんでした。

仕事としてデザインをやり始めたのは、留学から帰国した翌日に起業する友人から誘われたのがきっかけでした。創業直後のスタートアップはスピードで戦うしかないので、週7で働き、業務に必要な必要な知識やスキルはその都度調べながら自然と学んでいきました。

 

入社の決め手・共感したポイント

ビジネス的なことでいうと2つあって、1つ目は市場が大きい、且つ成長していることです。動いている金額が大きいのと、成長市場であるというのは事業を立ち上げるのであれば必須条件だと思っています。2つ目はITがまだまだ未浸透なこと。成功すれば業界が大きく変わる可能性があるということに惹かれました。

組織的なことで言えば、創業直後の立ち上げの段階ということです。私はスタートアップは一番最初が一番おもしろいと思っています。10個施策を打って、9個は駄目、でも1個は刺さったということを繰り返すことにやりがいを感じますね。

そういう意味では、ジョインしたときのシェルフィーは家具を買うお金がなくて、キャンプ用の机で仕事してましたから。笑

 

仕事内容・自分の役割

自分の役割はWEBサイドとビジネスサイドの間を取り持つことだと思っています。

毎日ユーザーに接しているのはビジネスサイドですが、そこでヒアリングで把握した課題をどうWEBの機能に落としていいか分からないこともよくあります。なので、ビジネスサイドからあがってくるユーザーの課題をどうWEBで解決するかを常に考えています。

あとは一歩先を見越すことも心掛けていますね。ニーズをいち早く把握することで、機能に落とせる。すると、そのぶん実装も早くなり、ユーザーに届くのも早くなる。どこで何が起きていて、後々どういうことが起きそうなのかを予測するのはプロダクトマネージャーにとってとても大切だと思います。

 

やりがいを感じる瞬間

ユーザーのニーズを営業を通して的確に汲み取れて、作った機能やサービスが何かに貢献したときです。

対象が建築市場という特性上、ソーシャルゲームやカメラアプリなどのいわゆる完全IT企業とは異なり、業務がWEB上だけで完結することはほとんどありません。そういう意味で色々なことが出来るのはやりがいがありますね。結局は事業の全体を捉えていないと、ただの組織の歯車になってしまうので。

 

SHELFYの魅力

事業が立ち上がっていく「スピード感」を感じられることじゃないでしょうか。大企業は固まったビジネスモデルをいかにうまく回すかが問われる世界ですが、スタートアップは何より成長の速度が問われます。実際今のシェルフィーは半年前とは全く状況が違いますし、1年後は人数が倍になっているかもしれない。そういう「自分の手で会社の方向性が変わっていく」という実感を得られるのは魅力だと思います。

 

こういう人が向いている

「目の前のデザインや開発はあくまで手段で、事業と向き合いたい」という人は楽しく働けると思います。

会社として良い意味でまだ色々整っていないぶん、1デザイナーや1エンジニアであってもビジネス的思考を求められることは多くあります。ですので、逆に「デザインだけしたい、コードだけ書いていたい」という人は合わないかもしれません。

 

建築市場のおもしろさ

「イノベーションを起こす余地がまだまだあること」だと思います。例えば未だFAXが当たり前に使用されているなど、一つ一つの業務への時間のかけ方などにおいて、改善すべき点が多くあります。良くも悪くも今までの慣習ややり方を大事にしている人が多い分、上手く仕掛ければ業界に与えるインパクトは図りし得ないと思います。

あとは、やはり実際にデザイナーさんや職人さんが作るものが素晴らしいこと。「なぜ自分は建築学科に入らなかったのか」と思うくらい、毎月発売される商店建築を見るのは面白いですね。笑

 

関心のある好きなサービス・技術・ニュース

数年前はITというと、アプリやWEBで完結するサービスが主体だったと思いますが、最近は医療や自動車など、より人の生活に入り込んだサービスが多く生まれているのは面白いですね。

 

オフの日の過ごし方・趣味

一番の趣味は音楽です。元々学生時代にはDJをやっていて、社会人になってからライブにハマり、月に2回は必ず行っています。完全に仕事から離れられる非日常感や、後にも先にもその1回しかないというプレミア感が好きですね。

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