INTERVIEW

インタビュー

クオリティマネジメント/「理想的な組織で、建築業界に新たなスタンダードを生み出したい」

前岡 健司

クオリティマネジメント

大学在学中に経営コンサルティング会社でビジネスとは何たるかを学び、組織づくりと事業づくりに興味を持つように。シェルフィーでは営業、広報を経てクオリティマネジメントに在籍している。数年後の起業を目標に猛進中。最近のマイブームは温泉と経済学の勉強。

コンサルタントになるのが夢だった学生時代

中学生の時から勉強が好きで株や金融の勉強をしていました。その延長線上でコンサルタントという職業を知り、多くの事業に関わることができることと、結果的に多くの消費者に価値を生み出すことに非常に共感しました。そこからプレゼンの大会やイベントに出るなど、コンサルタントになるための進路を真剣に考え始めました。しかし進路選択に関しては基本的に親の意向が強く、自分が望む通りの進路を選択できずにいて、いやいやながら中学や高校の進学先はもちろん、高校の文理選択までも親の意思に従っていました。コンサルを目指してからは東京の大学を志望していましたが、結局親が決めた大学に進学することになってしまい、コンサルという目標はあったものの、思考停止していましたね。やっと自分の意思で進路を決めたのが大学の学科選択で、親の意向に反して経済学科を選択しました。そこから、たがが外れた様に自分の意思で選択する様になり、目的思考が徐々に強くてなっていきました。

コンサルになるための最短距離を考え、大学の制度で単位を取得しながらインターンができるプログラムがあったので、19歳の時に7ヶ月間、東京でコンサルティング会社のインターンを経験し、死ぬほど働きました。コンサルの業務はもちろんのこと、将来のキャリアを考えた時に、自分が何に心惹かれ、そのために必要なスキルや経験すべきことは何なのか明確に把握することがきました。またそのコンサルティング会社でのインターンを通して、組織にも興味を持つようになりました。当時インターン先の事業には非常に共感していたのですが、自分だったらこういう組織を作り事業を成長させていきたい、と事業だけではなくそれを実際に動かしていく組織に興味を持ち始めました。

シェルフィーに入社したきっかけ

インターン卒業後は長期的な目標として自ら起業し、自分が理想とする組織を作りたいと考えていたので、それらを学べる設立1年以内のベンチャーかつ、フラットな雰囲気の会社を条件にインターンする会社を探していました。その時シェルフィーを見つけ、面接を受けに行きました。当時の面接で心に残っているのが、代表の呂が言った「今存在しているマイナスを0にする」という言葉です。あえて参入障壁が高いレガシーな建築業界に挑戦し、それを実現するための組織作りができていることがとても魅力的に感じ、シェルフィーの入社を決意しました。

 クオリティマネジメントのやりがい

大きく分けて二つの業務があります。一つ目は、プロジェクトのコーディネートです。店舗を作られる施主の要望に適切な設計、施工会社をご紹介し、成約するまでのフローを一貫してサポートしています。特に出店を希望する施主の方々は店舗作りのプロセスに関してはどうしても知識が不足していることが多いので、僕らクオリティーマネジメントが施主と設計施工会社の間に入って、両者の要望を納得感を維持しながら擦り合わせています。

この業務で一番大切なのは、すべてのステークホルダーの視点を持って偏りのないサポートをすることです。大前提として施主、設計会社、施工会社はプロジェクトを成功させたいと思っていますが、どうしてもそれぞれの立場や意見があります。だからこそ僕らクオリティマネジメントが俯瞰で偏りのない意見を提供していくことが大切です。業務の中で特に印象に残っている案件は、チェーン展開している花屋のプロジェクトです。クライアントはデザインに対するこだわりが強い方で、施工会社側は要望を一つ一つ対応するためには多くの時間が必要とされます。そこでクライアント企業のブランド戦略を深く理解したうえで、柔軟に対応できる施工会社を紹介したところ、両社とも「こういった会社と仕事をやりたかった!」といってもらえ、それ以降も両社は継続的に取引が行われています。

もう一つの業務内容は、建築業界はまだ仕組みや情報が整っていない部分が多いのでそれを改善するための仕組み作りです。これらの取り組みは今後成果が期待されるものですが、自分たちが0から仕組みを作り、その仕組みが業界の標準になる未来を想像しながらできるというのは、ベンチャー入っていなければ絶対にできないことだと思っているのでとてもやりがいがありますね。

クオリティーマネジメントに向いている人とは

外部要因にかかわらず、メンタリティーを保てる人です。これは業務が多忙ということではなく、例えば施主が終盤になって資金繰りが上手くいかず、プロジェクト自体が頓挫してしまうこともありますし、その他にも予測できない問題が多々生じます。そういった外部要因に振り回されることなく、その時々におけるベストなアクションを考えられる、精神的にも柔軟性のある人が向いているかもしれません。

シェルフィーの社風や風土

メンバー全員の納得感を非常に意識し、組織に対するリソースをかなり割いていることが特徴的だと思います。会社は事業が回すものではなく組織、人が回すものだと認識しているのでメンバーの各業務一つ一つが何に作用しているのか常に共有しあっています。そういった意味ですごくフラットな風土ですね。私がシェルフィーらしいなと思う制度が、メンタリングという新しく入社したインターン生が入社後の3ヶ月間、毎週一回メンターと呼ばれる社員と、業務の相談や仕事の悩み事、プライベートなこともいろんなことを話せる制度です。目的としてはインターン生をフォローするためにある制度なのですが、僕自身もメンターとしてインターン生と喋ることで初心に戻れるというか、新しい知見や斬新な意見を聞けたりするので、とても有意義な制度だと思います。

建築業界にチャレンジする難しさとは

これまでにも多くのIT企業が建築業界に参入しましたが、建築業界で悩みを抱える企業の期待には答えることができず、逆にサービスを受けた側はそうしたIT企業からの営業アレルギーになっている状況でした。シェルフィーはそういった状況の中で業界に立ち入って、誠実に説明し、理解してもらわなければいけないので、簡単ではありません。また施主、専門業者、設計会社、不動産などステークホルダーが多数存在するため、自ずと業務自体も複雑な構造になりがちです。そういった意味でステークホルダーの多さもシェルフィーの事業としての難易度をあげているなと思います。参入障壁の高い建築業界で私が所属するクオリティメネジメントはステークホルダーと密に関わっている部署なのでニーズを汲み取り、新たな仕組みを作ることで建築業界の新たなスタンダードを提案していき、建築業界に健全な競争関係を生み出していきたいと思います。

interview